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PGH キャップ&フローレンス・ガーランド DK12

ローラの学校の先生だったフローレンス・ガーランドは、1880年当時、18歳で、デ・スメットの公立学校の最初の教師でした。その学校は資材も労働も、町の人々のボランティアによってたてられたもので、先生の給料はひと月に20ドルでした。 フローレンスは1887年に材木商だったチャールズ...

2013年12月17日火曜日

PG6 オーセージの族長

「大草原の小さな家」には、インディアンが行列になってカンザスを去る話があります。仲間を説き伏せて、白人との闘いをとめた族長ソルダ・ドュ・シェーヌが先頭を行き、そのあとに男たちが、最後に女と子どもたちが続きました。ローラは色とりどりの子馬に夢中になり、インディアンの赤ん坊が欲しいとだだをこね、とうさんとかあさんに叱られるというものです。

「パイオニア・ガール」にも似たような話がありますが、ときの声のとき同様、ここでもソルダ・ドュ・シェーヌは登場しません。

ほんとうにソルダ・ドュ・シェーヌはいたのでしょうか? それともワイルダーの創作でしょうか? ワイルダーは講演で、この族長の名前がわからなかったので、専門家に問い合わせたと言っていますが・・・。


1.彼はまったくの創作の人物、
2.闘いを止めたわけではないが実在の人物なので、話を面白くするために使った、    
3.実在の人物でほんとうに闘いをとめた、

果たしてこのうちのどれなのでしょう?


注釈付きの「パイオニア・ガール」には、どのような注釈がつくのか興味津々です。