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PGH キャップ&フローレンス・ガーランド DK12

ローラの学校の先生だったフローレンス・ガーランドは、1880年当時、18歳で、デ・スメットの公立学校の最初の教師でした。その学校は資材も労働も、町の人々のボランティアによってたてられたもので、先生の給料はひと月に20ドルでした。 フローレンスは1887年に材木商だったチャールズ...

2014年1月22日水曜日

PG17 独立記念日1

「パイオニアガール」にはウォルナットグローブで迎えた独立記念日の様子が記されています。インガルスはバスケットにごちそうを詰めてよそ行きの服に着替え、町へピクニックへ行き、独立記念式典を見学しました。ピクニックへ行くのは初めてだったので、ローラはワクワクしていました。

その式典で歌をうたった男女は、のちに駆け落ちしたそうです。ローラとメアリを「私の村娘たち」と呼んで可愛がってくれたオルデン牧師も、妻子を捨てて駆け落ちしたとよんだことがあります。バーオークのホテルで、インガルスが働いていた時にも、男女のイザコザがあったようです。


ローラは、そういった大人の世界をあまり理解できなくても、なんとなく気づいていたようでした。大人たちが話しているのを、耳をそばだてて聞いているような、めざとい子だったようです。とうさんとかあさんのいないところで、メアリと二人でコソコソ話していたかもしれないと思うと、笑ってしまいますが、同時に子どもの生々しい成長を見る思いがします。