物語のローラは手芸があまり好きではなかったとありますが、 実在のワイルダーは楽しんでいたようです。 ワイルダー記念館にはワイルダーのドレスやキルトをはじめ、手作りのものが展示されています。 ワイルダーはボビンレースもしていたようで、 繊細なレースの襟を見た時は感激しました。今では手作りというと、愛情とかぬくもりとか云う言葉とワンセットになっているけれど、 ローラやワイルダーやかあさんのそれは、 いかにも質実剛健という感じがします。 手作りについて聞かれたら、彼女たちは自分で作れるものを、なぜ高いお金を払って買う必要があるのか、と答える気がします。
ローラ・インガルス・ワイルダーは「小さな家」シリーズを出版する以前に、回想録「パイオニア・ガール」を執筆しています。これはインディアン・テリトリーの暮らしからローラの結婚までを一人称で書いた大人向けのノンフィクションです。この原稿は出版できずに終わりました。このブログでは、その「パイオニア・ガール」を紹介しています。 ここでは二つの「パイオニア・ガール」を扱っています。一つはバイ版と呼ばれるもので娘のローズ・ワイルダー・レインが添削したものです。ページのタイトルがPGで始まっています。バイ版は出版されていません。 もう一つは下書き原稿の「パイオニア・ガール」で、2014年秋に注釈付きで出版されました。添削されていないため事実にいちばん近いと考えられています。ページのタイトルはPGHで始まっています。
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PGH キャップ&フローレンス・ガーランド DK12
ローラの学校の先生だったフローレンス・ガーランドは、1880年当時、18歳で、デ・スメットの公立学校の最初の教師でした。その学校は資材も労働も、町の人々のボランティアによってたてられたもので、先生の給料はひと月に20ドルでした。 フローレンスは1887年に材木商だったチャールズ...
2014年1月6日月曜日
PG9 編み物
「パイオニア・ガール」には四才のローラがかあさんから編み物を習い、ミトンを作る話があります。 ローラのことですから、 あまり辛抱強くなかったようですが、 かあさんはできるまでやらせました。ようやく両方とも編み上げたら、最初に編んだのは犬がおもちゃにしていたようで、もう一度やり直し。ローラには気の毒だけど笑っちゃいます。
物語のローラは手芸があまり好きではなかったとありますが、 実在のワイルダーは楽しんでいたようです。 ワイルダー記念館にはワイルダーのドレスやキルトをはじめ、手作りのものが展示されています。 ワイルダーはボビンレースもしていたようで、 繊細なレースの襟を見た時は感激しました。今では手作りというと、愛情とかぬくもりとか云う言葉とワンセットになっているけれど、 ローラやワイルダーやかあさんのそれは、 いかにも質実剛健という感じがします。 手作りについて聞かれたら、彼女たちは自分で作れるものを、なぜ高いお金を払って買う必要があるのか、と答える気がします。
物語のローラは手芸があまり好きではなかったとありますが、 実在のワイルダーは楽しんでいたようです。 ワイルダー記念館にはワイルダーのドレスやキルトをはじめ、手作りのものが展示されています。 ワイルダーはボビンレースもしていたようで、 繊細なレースの襟を見た時は感激しました。今では手作りというと、愛情とかぬくもりとか云う言葉とワンセットになっているけれど、 ローラやワイルダーやかあさんのそれは、 いかにも質実剛健という感じがします。 手作りについて聞かれたら、彼女たちは自分で作れるものを、なぜ高いお金を払って買う必要があるのか、と答える気がします。
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パイオニア・ガール