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PGH キャップ&フローレンス・ガーランド DK12

ローラの学校の先生だったフローレンス・ガーランドは、1880年当時、18歳で、デ・スメットの公立学校の最初の教師でした。その学校は資材も労働も、町の人々のボランティアによってたてられたもので、先生の給料はひと月に20ドルでした。 フローレンスは1887年に材木商だったチャールズ...

2014年3月14日金曜日

PG44 年頃の娘2

アルマンゾと親しくなる前に、ローラが一緒に出かけた男性には、アーサー・ジョンソンやアーネスト・ペリーがいます。アーサーは教会の帰りに家まで送ってくれただけですが、アーネストとは二回ほど遊びに出かけていて、ダンスやゲームをして、楽しいときを過ごしました。ローラはキスゲームは苦手だったようですが、アーネストを嫌いではなかったようです。

邦訳のジョン・ミラーの評伝では、「二回目のデートのとき、アーネストが抱きしめようとした」ので、ローラはつきあうのをやめたと訳されていますが、原文を読むとちょっとニュアンスが違うように思います。それに「パイオニア・ガール」にもそんなことは書いてありません。腕が触れたがきっかけで、アーネストと出かけなくなったのは確かですけれども。
アーネストはローラを忘れられなくて、長い間、独身だったそうです。小さな町ですから、ローラとアルマンゾの噂を耳にしたときは、いたたまれなかったに違いありません。