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PGH キャップ&フローレンス・ガーランド DK12

ローラの学校の先生だったフローレンス・ガーランドは、1880年当時、18歳で、デ・スメットの公立学校の最初の教師でした。その学校は資材も労働も、町の人々のボランティアによってたてられたもので、先生の給料はひと月に20ドルでした。 フローレンスは1887年に材木商だったチャールズ...

2014年3月25日火曜日

PG49 オーエン先生

出版作品によると、学習発表会の成功によってローラは教員免許を取得することが出来て、ブルースター学校で教えることになりました。
「パイオニア・ガール」では、すでにローラが教員免許を取得して、ブルースター学校での教職を終えてから、学習発表会が開催されています。


「大草原の小さな町」では担任のオーエン先生が、ネリー・オルソンの弟のウィリーを、鞭打つ話があります。ウィリーはワイルダー先生をからかうためにバカなふりを始めたのに、それが直らなくなって知恵おくれのようになってしまい、オーエン先生がお仕置きをしてウィリーを躾なおしたというくだりです。
「パイオニア・ガール」でも同じ話があります。でも、ネリーの弟ではなく、別の人物です。ネリーの弟にしたのは、登場人物が多いと混乱を招くので、それを避けるためだったのかもしれません。


でも、義姉のイライザ・ジェインを辛辣に描いたワイルダーの気質を考えると、別の理由があるんじゃないかと勘ぐりたくなるのは、私だけでしょうか?