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PGH キャップ&フローレンス・ガーランド DK12

ローラの学校の先生だったフローレンス・ガーランドは、1880年当時、18歳で、デ・スメットの公立学校の最初の教師でした。その学校は資材も労働も、町の人々のボランティアによってたてられたもので、先生の給料はひと月に20ドルでした。 フローレンスは1887年に材木商だったチャールズ...

2014年4月8日火曜日

PG55 プロポーズ

「この楽しき日々」によれば、アルマンゾがローラにプロポーズしたのは、歌の学校が終わって、馬車で帰宅する途中、星明かりの下でした。「婚約指輪を贈りたい」というアルマンゾに、「誰がくださるかによるわ」とローラが返し、「僕だったら」と問われると、「指輪によるわ」と答えています。そして、次の日曜日にアルマンゾが、ガーネットと真珠の指輪を贈って、二人は初めてキスをしたとなっています。


「パイオニア・ガール」では、婦人会の親睦会を早めに抜け出して帰宅するときでした。「君が婚約指輪を欲しいんじゃないかと思って」ときかれると、ローラは驚いてはっと息をのみ、「誰がくださるかによるわ」と答え、さらに「僕だったら?」と問うアルマンゾに、ローラは素直に「イエス」と答えました。
その晩、家の前で馬車を降りたローラが「おやすみのキスをしてくださらないの?」と尋ねると、初めて二人はキスを交わしました。そしてマンリーと婚約したのか、 それとも星明かりや大草原と婚約したのか、自分でもよくわからないまま家の中に入って行った、となっています。



現代の私たちからみると、堅苦しいおつきあいですが、現代の男女の交際よりもロマンチックな香りが漂っているような気がします。